2009.07.08

IE8でGoogle maps APIのクリックイベントが大変なことに

私は面倒くさがりです。パソコン環境も必要に迫られないとセキュリティ上の理由くらいでしか新しいものを使いません。いまだにXPでぜんぜん困ってませんし。まあ、これはXPのライセンス買いすぎてもったいなくてVistaにできないというのもあるんですが。
ブラウザも普段はFireFoxを使っているので、ついさっきまでどのPCもIE7のままでいました。

先ほどノートPCでもプログラミングできるようにとVS2008を入れ、手動でWindowsUpdateをしたら画面にIE8へのアップデートのお誘いが出たので、ふとノートパソコンくらいは8にしておくか、と気軽にアップデートをしました。

しかし入れてしまってから、なんとなく虫が知らせたというか、気になってサイドバーに貼り付けてあるジオコーディングのサイトを確認。いやな予感的中です。Mapをクリックするととんでもないところにマーカーができる!スクリプトのバグか!と思ったけれど、Google maps API のマウスクリックイベントのサンプルでさえおかしなところにマーカーが飛んでしまう有様です。

早速検索しまくって、これはすでにかなり知られたIE8の不振な挙動だということがわかり、根本的な解決方法も今のところないと困った結論でしたが、幸いメタタグを入れることでサイトをIE7互換で動かすことができるという情報を見つけて早速

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7" />

とタグを書き足してなんとか正常に動くようになりました。

AGtoKMLから利用する分には問題ないはずですが、サイトから利用するとこういうことがあるんですね。IE8も即効で消したいようだけれど、動作確認のためにも1台は入れておかなきゃだめとそのまま入れておくことにしました。IE8でジオコーディングしようとして「なんじゃこれっ!」と思ったそこの方、ぜひもう一度試してみてください。そしてこれまで気がつかなくてごめんなさい。

参考にさせていただいたサイトはfloatingdaysさまの
IE8で Google Mapsの地図をクリックするとポイントがずれる
の記事です。助かりました。

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2008.12.08

ThinkPad R61eのCPU交換

ThinkPad R61e 76505VJ のCPUは、Celeron540 1.86GHzです。
今のセレロンは通常の用途で困ることのほとんどない実力に感心したのですが、そこはそれ、せっかくCPU交換が無理やりできるノートなのに何もしないのはつまらないので、CPUをアップグレードしてみました。
(ここに書いてあることは無保証です。もちろんメーカー保障はなくなりますし、なにかあっても私も責任取れません、のでくれぐれもご注意ください)

R61eセレロンタイプのチップセットはセレロン専用らしいGL960ですが、ネット上で調べるとFSB800でも動くそうで、T7***番台やT8100、T8300で動いているようです。しかしT8***は動く場合とだめな場合があるようなので、T7500の中古を入手しました。
交換に必要な分解の情報は、Lenovoのサイトの保守マニュアルに詳しく載っています。それをよく見ながら分解していけば難しくはないのですが、ねじ類が細かいのできっとなくす!というわけで、保守マニュアルを印刷し、余白に両面テープを貼っておき、ねじをはずすごとに該当のページに貼り付けました。ねじが転がっていかないし、戻すときにもどのねじか一目瞭然。おすすめ。

CPUとチップセットの部分にはべっとりと灰色のグリスがついていたので、きれいに拭き取り普通の白いグリスを使ってT7500に交換。電源を入れるのはかなり緊張しますが、BIOSでもちゃんとT7500と認識されて無事終了。
SpeedFanでアイドル時のCPUの温度は40度前後です。この寒い時期にしては熱いかも。スーパーπ1677万桁で64度。100%負荷を連続で数分後には80度オーバー!止めました。うーん、ちょっと熱いような気がする。
ノートだから仕方が無いのかとも思いつつ、200円のグリスにちょっと不信感を抱いて、ヨドバシに寄ったときに1580円!もするArctic Silver 5という銀色のグリスを買ってきました。
再び分解して白いグリスをふき取り、高級なグリスを塗りなおし。
グリスの量も気を使いますが、ファンアッセンブリのCPU部分をとめるねじのまわし具合も結構微妙です。ゆるくではもちろんだめだけど、きつく締めすぎてもまた温度が少し上がる。
試行錯誤で2度ほどグリスを塗りなおしたり、ねじを何度も締めなおしてとりあえずこんなものかな、というところで調整終了。

結果、かなり効果がありました。
アイドル時は30~32度に。白グリスで64度だったスーパーπは54度前後。
100%負荷で10分経過後75度。80度オーバーはなくなりました。
Web閲覧、メールくらいではアイドル状態のまま。フォトショップで写真レタッチくらいでもほとんど変わらず。QTのパノラマを動かすと40度台後半にまで上がります。
時に何もしていないのに40度後半まで突然行くときがありますが、ノートンがライブアップデートしている模様。
最初のグリスの塗り方も悪かった気もしますが、8倍もする値段差は伊達ではなかったという事でしょう。ともあれ10度近く下げることかできて良かった。
今は寒い時期なので夏はもう少しあがるとしても、ゲーム等しないのであまり発熱を気にしないで済みそうです。

R61eの良いところは負荷をかけてCPUがかなり熱くなっていても、キーボードやパームレストに全然熱が伝わってきません。排気口からは熱い空気が出てきます。さすがに底面は温かくなってきますが、HDDの温度には影響がほとんど無く、低い温度を保ってくれるのがかなりうれしいです。CPU交換をした場合の発熱を恐れて(Let'sのユーザーなものでつい)5400回転のHDDに交換しましたけれど、7200回転のでもよかったみたいです。
動作は文句なくサクサクで、メインのPCとも遜色なく、なんでもこちらでできてしまいそうです。自室は寒いので居間のテーブルで済ませてしまえるのがうれしい。
ただ、液晶がそこそこ見やすいとはいえ、廉価ノートのR61eでは画像の色などをちゃんと見るのは厳しいです。デスクトップの液晶もたいしたことは無いけれど、かなり違う。メインの出番もちゃんとあるということです。

スーパーπ1677万桁を実行したときのCPU温度。ちなみに11分02秒です。
(SpeedFan4.37の温度チャートをキャプチャー)
081208

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ThinkPad R61e
ThinkPad R61eのHDD交換

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2008.11.18

ThinkPad R61eのHDD交換

ThinkPad R61eのHDDが80GBで、ちょっと少ないので320GBのものに交換しました。
もともと入っていたものは日立の5400RPMのもの(HTS542580K9SA00)。
交換したものは同じく日立のHTS543232L9A300で容量が320GBに増える以外はほとんど同じです。

R61eのAccess Helpの「ハードディスクドライブのアップグレード」で交換手順を見るといたって簡単で、電源を切り、バッテリー、AC電源をはずして本体を裏返し、HDDの格納場所のふたのねじをひとつはずせばHDDを引き出すことができるというわけで、デスクトップのHDD交換よりはるかに楽です。 
実際にも交換は簡単でしたが、ひとつヘルプにない手順が必要でした。Access Helpでは

ハードディスク・ドライブからサイド・ラバー・レールを取り外します。次に、サイド・ラバー・レールを新しいハードディスク・ドライブに取り付けます。

とあり、その後すぐにドライブベイにサイドラバーをつけたHDDドライブをはめ込むようになっていますが、オリジナルのHDDには側面4つのねじで金属のトレイが裏面に取り付けてあります。HDDを引き出すためのタブもその金属板についていますので、サイドラバーだけでなく、この金属トレイも付け替えておく必要がありました。
ヘルプに手順がないのは多分Lenovoから純正品のHDDを購入すればもともとついてくるのだと思われますが
、当然用意しているのはバルクHDDですのでこのようなトレイはついていません。
というわけでねじ1本ではなく総計ねじ5本をはずす必要はありますが、金属板の取り付けも特に難しいこともないので、元のHDDについていたように付け直し、サイドラバーをはめてドライブベイに戻し、ふた部分をはめ、ねじ止めして交換は終わりです。
(画像HDDの左側の黒っぽい部分がトレイのようになっている金属板)

Dsc_4299

その後、BIOSでの認識を確認してから購入直後作成しておいた再インストール用のリカバリーDVDでWindowsXPを再インストール。結構時間がかかるので途中買い物に出かけてしまったので実際にどのくらいかかるものか計り損ねました。
新しいHDDはどのみちリカバリー途中ですべてフォーマットしなおされるものと思っていたので、フォーマットもせずに購入時のままの状態です。
再インストール後、元のHDDとの容量差部分のパーティションはどうなるのかと思っていましたが、320GBを1パーティションとしてすべて認識していました。(訂正)リカバリー領域を除いた部分のすべてを、Cドライブの1パーティションとして認識していました。
しかし、せっかくの容量なのでデータ用にドライブを分けたいと、HDDの分割で検索してみたところ、EASEUS Partition Manager Home Editionというツールがフリーで使えるのを見つけました。システムの入った領域のパーティションを後から分けるのにフリーツールというのもちょっと怖い気もするのですが、だめならもう一度リカバリーすればいいという気楽な状態なので使ってみることにします。

EASEUS Partition Manager を起動すると現在のHDDの様子がわかりやすく見えて、リカバリーディスクからの再インストールならばちゃんとHDD内からのリカバリー領域も作られているのがわかります。この領域は隠してあるので通常は見えません。
ドライブの大きさも横に長いグラフのようになっている図の境界線をドラッグすれば簡単に小さくすることができ、きちんと数値で入れたければ、下部の入力ボックスに数値で指定することもできて、日本語のツールではありませんがとても使い方のわかりやすいツールです。

Cドライブをクリックして「Resize/Move Partition」で60GBまで小さくしてOKボタンをクリック、残った領域をクリックして「Create Partition」でDドライブを新たに作成しOKボタンをクリック。OKボタンをクリックしてもまだ実際には反映されませんので安心して設定してみることができます。実際に反映させるには設定を済ませてApplyボタンをクリックします。そして2度ほど再起動をすると、見事にDドライブができていました。隠し領域のリカバリーの領域も元と同じく一番最後に来ているようです。リカバリーディスクを作成してあればこの領域もツールで削除してDドライブにしてしまってもいいんですよね。5GBほど容量が増えるはず。
出来上がった
Dドライブにマイドキュメントを移し、54GBほどファイルを置きましたが、特に問題なく使用できています。

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ThinkPad R61eのCPU交換 

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2008.10.24

ThinkPad R61e

モバイル用のNetBookが次々と安価で出回り始めて面白くて仕方がないこのごろですが、どうしたわけか重くて大きいThinkPadの旧型ノートR61eの購入ボタンをクリックしてしまいました。NetBookなどとは対極ですが値段は似ている?

R61e(76505VJ)はA4サイズ、3kg弱。タッチパッドは無く、キーボードの真ん中の赤いトラックポイントが健在です。決め手はノートPCから消えつつあるPCカードスロットがあるということ。私の場合、E-MU1616Mのカードがあるために、とりあえずPCカードスロットが必須ですが、最近のノートからはみるみる消えてしまって困ったものです。
仕様は
1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型ワイド液晶
CPU  Celeron 540(1.86GHz)
メモリ512MB(最大2GB)
HDD 80GB
DVD-ROM/C D-RWコンボドライブ
無線LAN 無し

最新のノートに比べるとさすがに見劣りします。ある意味値段なりかも。でも私にとってのメリットとして、PCカードスロットがある、LenovoといえどもThinkPadである、後からのパワーアップがいろいろできそう、など結構つぼです。

とりあえずメモリー不足と無線LAN無しは痛いので、メモリ2G、無線LANのminiPCIカードを調達。無線LANは純正でないと認識しないらしいので、「Lenovo ThinkPad用 Intel PRO wireless 3945ABG miniPCI Express 無線LANカード」というのを検索して安いところで購入。メモリは最安は避けてそれでも1G1800円。あまりの安さにびっくりです。

リカバリーディスクが付属していないモデルなので外付けDVDマルチドライブでディスク作成をしてから、さっそくメモリと無線LANの増設をしました。
デスクトップなら何度も分解していますがノートはちょっと怖い・・・
しかしR61e内の「Access Help」にメモリ増設はもちろんのこと、無線LANの交換手順まで丁寧に載っていました。とはいえ分解中は見るわけに行かないので、Let'sNoteにヘルプをダウンロードしてそちらを見ながら分解。
本体裏のねじを5本はずすだけでパームレスト、キーボードがはずれ、内部がむき出しになります。キーボードのフラットケーブルを本体からはずすのがちょっと怖いですが、基本的に簡単です。小さめのマイナスドライバではずせます。
無線ランの取り付け部分はアンテナケーブルもちゃんとあり、カードの取り付けねじもついています。無線LAN取り付けのねじをはずすときに途中ちょっと硬くなる部分があり、ねじ回しが滑って下のボードを打ちそうになるので慎重に。
あとはヘルプどおりに無線LANカードとメモリを取り付けて、キーボードとパームレストを戻せば完了です。
Lenovoサイトから無線LANのドライバをダウンロードしインストール。無事にメモリも2G認識され、無線ランも通って、R61eから書き込み中です。

Celeron540といえどもメモリを増設したらネット閲覧くらいならもたつきも無く快適。PhotoShopで簡単な写真のレタッチくらいはこなせます。Google Earthも問題なく動いています。Flashの重いページやパノラマを全画面でぐりぐり動かすとCPU使用率が70~100%近くいきますが、パームレストやキーボードがぜんぜん熱くなりません。Let'sNote R4ではこうはいかない。比べるものでもありませんが。左脇のFanが回るとわずかに音がしますが、自室での使用なら気になる音ではありません。
画面は値段としてはノングレアで見やすいほうでしょう。ただ上下で多少明るさが変わって見えたりはします。視野角はそんなに広くないようです。動画鑑賞にはぴかぴか画面のほうが向いていそうですが、通常の画面を見るには映り込みがほとんど無いので疲れにくいような気がします
キーボードは配置にまだ慣れていませんが、キーピッチも大きいので打ちやすいです。トラックポイントは使いやすそう。タッチパッドでよくある、タップしたつもりで無いのにタップになってしまうなどの誤動作がないので安定感があります。

モバイル前提のノートと違ってさすがにバッテリーは持ちません。Let'sNoteと比べるのはあまりにも酷ですね。のろのろネットを見たりしながらこのエントリーを書いていたらたちまちバッテリー残30%になってしまいました。使用状況にもよるでしょうがネットにつなぎながらだと1時間半くらいでしょうか。

次はやっぱりHDD大容量化ですかね。320Gくらいにしたい。音楽ファイル倉庫用になるかも。
処理能力が不足したら中古でT7500とかT8100あたりを買ってCPU交換と行きたいところです。当分楽しめそう。

R61e_1_2

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2008.10.01

お手軽なUSBオーディオデバイス [DenDAC]

入院中に大活躍したレッツノートのR4ですが、普段は休眠しているのかというとそんなことは無く、デジタル出力した音声を外部DACに送ってオーディオのトランスポーター代わりとして大活躍です。いったんR4にCDを取り込んでしまえば本当に使い勝手が良く、CDトランスポーターをほとんど使わなくなってしまいました。
R4からの音声デジタル出力にはPCカードタイプのオーディオデバイス、E-MU 1616Mを使っています。音楽制作をしない私にはもったいないカードですが、かなり前に超バーゲン価格でネットで見つけてついつい購入してしまったものです。

さて、先日入院したときには1616Mを持って行くかどうか迷いました。このカードをちゃんと使うには外付けのボックスMicroDockMが必須ですが、イヤホン出力だけならカード単体でも可能です。とりあえずノイズレスな音は聞くことができます。しかしあまりこまごまと荷物を増やすのもいかがなものかと思い、オンボードのイヤホン出力で間に合わせようと家においていきました。
音質云々はもともと気にしないつもりでしたが、いやはやオンボードのイヤホン出力のノイズにはちょっとびっくりしました。そういえばオンボードの出力をこれまで聞いた事が無かった。なんとかWindowsのボリュームとfoobar2000のボリュームのバランスを工夫してしのいでいましたが、もう少しノイズレスで気軽に外に持ち出せる小さなUSBオーディオデバイスはないかと探してみました。

手持ちのものではAREAの響音3がありますが、これもオンボードと大して変わらないノイズが乗ります。小さく手軽ではあるので、このようなものでもう少しまともなのはないかとネットで調べると、見た目の割りに値段が張りますが「μUSB AUDIO-DenDAC」というUSBオーディオデバイスがありました。本当にイヤホンを挿して聴くだけの小さな数センチの機器です。発売元:株式会社傳田聴覚システム研究所、取扱店:有限会社 オーディオインテルというどちらも聞いた事のない会社です。怪しさ満点ですが、ネットでの評判はなかなかいいようです。怪しいのも嫌いじゃないし、オーディオと名乗っていること、外付けボックスを必要としない、サンプリングレートが32kHz/44.1kHz/48kHzというあたりで注文してみました。

すぐに到着したDenDACは響音3と見た目あまり変わらず、ノイズ大丈夫かな?とちょっと不安。USBに挿すと明るい青に輝きます。響音3よりもほんの少し小ぶりなので、隣のUSBポートも大きなものでなければ使えます。ドライバは勝手にWindowsが認識してくれるので導入は簡単です。

さてその音ですが、ノイズが全然気にならない!曲間がちゃんと無音になってくれます。予想していたよりも柔らかい感じの音。楽器の響きが良く感じられるようなきれいな音です。丸すぎてこもったような感じでもなく、ボーカルやジャズのピアノなどかなり雰囲気があるように思いました。もっとも使用するイヤホンによってずいぶん感じは違ってくるのでしょう。私が主に使用しているのはETYMOTIC RESEARCHのER-6iです。あまりどすんどすんした低音が出るイヤホンではないかもしれませんが、私好みのバランスで好きです。
これなら入院前に買っておけばよかった。モバイルノートでこれだけ聴ければ私には充分です。

ついでにASIO4ALLでfoobar2000からなんちゃってASIO出力も試してみました。正直音質の差はわかりません。ただ聴くだけならレイテンシも関係ないし、不要かとも思いますが、ASIO出力をすることでfoobar2000使用中は音楽以外のWindowsの音を聴かないですみます。それに、ちょっと音質的にいいことしている!との思い込みは意外と効果的かも!?

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2006.08.28

牛飼いの大掃除

徹夜で掃除をした。
自分の部屋がどうしようもなくなっていた。たった6畳ほどの狭さに物があふれすぎ。パソコン2台モニター2台DVDプレーヤーとテレビも一応。オーディオもろもろは古いからみんなでかい。あげくには壊れかけのアナログレコードのプレーヤーまで。
また使うかも、ととってあるPCケース。修理に出すとき要るかもととってある天井まで届く空き箱。古い雑誌で貴重な本棚のスペースが埋まってる。で、捨てました。雑誌も空き箱も古いお知らせもWindows95時代のアプリケーションの説明書も!なんと焼き損じのメディアまでいっぱい出てきた。何ですぐ捨てないの?私。ジャンクなものはまだいっぱいあるけれど、仕分けし切れなかった。これは次回に。

空き箱を下ろしたとき重いものがいくつか。中には箱とは関係のない古いマザーボードが2枚。いったい何時のかとしばらく眺めて思い出した。1枚は1996年か1997年頃Windows機として初めて買ったPCのマザーボード。もう一枚は、ヤフーオークションで手に入れた古いケースについていたATマザー。どちらも「牛」フルタワーのものです。
当時、牛はGateway2000と名乗っていた。購入したのはATXに変わった頃のG6-200フルタワー、PentiumPro200MHz。その後オークションで購入した「マザー付きケース」はもっと古く、Pentium120MHzのATフルタワー。
この頃の牛を私は今でも大好きです。

当時は本体が入ってきた牛模様の箱でさえも大事で、いまだにどこか押し入れの奥の壁にたたまれて残っている。とってあるというよりしまいこんで捨て忘れているとも言うけれど。何しろフルタワーを選んだので箱もものすごく大きかった。せまい玄関入るのかと心配したくらい。
その頃の牛のサポートは素晴らしくて、何度も真夜中にお世話になったけれど(真夜中じゃないと電話がつながらなかった)、初心者のとんちんかんな説明にもかかわらず、的確な答えが必ず返ってきたものでした。ドライブ交換のためにねじのはずし方まで書いた丁寧な長文のメール(定型文ではない)をもらったときにはちょっと感動した。その後、この1台をパワーアップさせて余ったパーツでまた1台と、次々と小牛を誕生させられたのはあのサポートの方たちのおかげだと思っています。そしてCPUの世代は変われども、今でも牛のケースが目の前で現役です。残念ながらその後の突然の日本市場撤退で評判を地に落とし、再上陸後のGatewayはもう「牛」と呼ぶような魅力的な雰囲気は失ってしまいましたが。

と、掃除の途中でしばし古い思い出に浸ったのち、懐かしさを振り払ってこの2枚のマザーボードもついに処分。でも、CPUだけははずしてとっておいた。これまでヒートシンクに隠れていたけれど、はじめて見るペンティアムプロは大きくて立派だ!
こうして整理もつかの間、ふたたび私の部屋にはゴミがたまりはじめている。

060828_1  060828_2
左画像:左下大きなCPUがペンプロ200 右画像:すごいことになっているフルタワー(一番上のぽっかり空いたドライブベイはHDD増設予定地)

 

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2006.08.26

DELLノートの交換バッテリーが来た

先日我が家のデルノートのバッテリーが、発火疑惑のバッテリーに相当し、デルの自主回収プログラムに申し込んだことを書きました
昨日、その交換のバッテリーが到着。8日目だったのでまあまあ早かったですね。交換申し込みでは、最長20日位みてくれ、な感じでしたから2週間くらいかかるのかと思っていた。
見た目は同じようなものですが、made in Chinaからmade in Koreaに変わっていました。
問題の元のバッテリーは、送られてきた箱に入れておいておけば、ピックアップが来て持っていくそうです。

当初はソニーがデルの設計に問題があったから発火したようなことを言っていましたが、結局アップルのノートのバッテリーも大規模な回収にはいっていますね。バイオなんかは本当に大丈夫なんですか?問題を隠すより早めに対応したほうが企業イメージ損ねないと思いますが、ソニーに限ったことではなく企業にとってはユーザーよりも損得が先ですかね。

デジタルARENA 「デルに続き、アップルがソニー製バッテリーを自主回収」

ASCII24 「デル、ノートパソコン用バッテリーパックを自主回収――発火の可能性で約410万個」

 

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2006.08.17

爆発注意!?のバッテリーが家にもあった

最近DELLのノートが炎上するという話を聞いていたものの、へええ!と他人事のように聞いておりました。
ところがふと主人のノートがDELL製であった事に今頃気がつく。(遅いよ)
急に気になって先ほどDELLのサイトを見るとバッテリー回収のお知らせが。

主人のノートを引っ張り出して裏蓋をはずし、バッテリーを取り出して裏の小さな文字をよく見ると、んんっ!英数字の羅列の中に3K590の文字が!しっかり回収製品に当てはまっているじゃありませんか。
そのままサイトに誘導されるがままに交換申込書式に住所その他書き込んで送信。あっけなく申し込み受付終了。新しいの送ってくるそうです。

それにしても、姓名の記入が名前、名字の順番は良いとしても,、住所の記入が欧米式の番地からの順番だったり、都道府県を▲ポッチで選ぶのだけれど、▲ポッチを押して開いたところが真っ白で何にもない。当然選択式だから記入もできない。仕方なく市町村の欄に東京都から書きましたが、ちゃんと届くんだろうか。
しかも最後に当然確認画面が出るだろうと楽観して書き込んだのに、送信ボタンを押したらいきなり「バッテリの自主回収  お申込確認書」という画面が出て受付完了です。記入した住所も氏名も記されていない。とりあえず受け付け番号だけは入っているので、問い合わせはできるのでしょうが、いかにも大慌てで作った回収ページですね。新しいのがくるのには20日もかかるそうです。

しかし、件のバッテリー、DELLサイトによるとSONY製だそうですね。困りましたねー。

060817

 

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2006.08.07

SONY 小型GPSユニット「GPS-CS1K」発売

SONYから「内蔵メモリーに位置情報・時刻を自動記録するGPSユニットキット発売
SONYのカメラで撮影した画像に位置情報を付け加えられるとあるが、カメラに接続するわけではなく、添付ソフトで「EXIF2.1以降に準拠するJPEGファイル」の撮影時刻から割り出すということだから、最近のカメラならたいてい使えるでしょう。私のS3ISは大丈夫そう!
位置情報さえ加えてしまえばGoogle Earthに取り込むのも非常にらくちん。

・重さは電池抜きで55g、単3形アルカリ乾電池、または単3形ニッケル水素充電地1本と軽い。
・記録できる情報量は15秒おきに位置を記録して1日12時間使用、30日分が内蔵メモリに記録可能
・電池のもちはアルカリで10時間、ニッ水で14時間。ふうむ、普通に2,3日持ってくれるといいのに。

遠出でなくてもちょっとその辺に出かけてお散歩カメラするとき持っていても面白いかも。と思ったりもするけれど、これってGPSといってもためておいたログから結局写真の取り込みしか使えんのだろうか。
USBもついて Supper Mapple Digital Ver.7 for Sony というのが付属しているけれど、PCやPDAとつなげて現在位置が示せたりしたらおもしろいけれど、製品サイトの使い方にはぜんぜん出てませんね。当たり前すぎて出てないなら嬉しいけど。Supper Mapple Digitalもわざわざ for Sony と断っているところをみると、Sony得意の独自路線でしょうか。カメラのアクセサリーとしてしか売らないのかも。ハンディGPSとして使えるならとても安いけれども(15540円)あまりに用途が限定されるようだとどうなんでしょう。

とにかく9月1日に製品が出てくるのが楽しみであります。

SONY 製品情報

IT-PLUS「ソニー、デジカメ写真に位置情報を追加できるGPSキット発売」

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2006.07.17

SC420にGF6200A-LP128H

Google Earthのために先日ビデオカードを替えました。PCI ExpressではなくAGPですらなくただのPCIの 玄人志向 GF6200A-LP128H です。

このPCはDELLサーバーSC420を転用しているもの。これにはPCI Expressのビデオカードが基本的には使えません。x8とx1のレーンしかないためx16のPCI Expressのビデオカードを挿そうとすると、切ったり貼ったりの作業が必要になってしまう。
そこまでする器用さも必要も無いので、これまでDVD再生やHD出力に向いた(つまり3Dにはまるで向いていない)PCIのVolari V3XTを挿していました。ちょっと個性的なカードでこれまで何の不満もなく使用しておりました。

ところが、Google Earthが4になって凝った3Dモデルを見ようとすると、とたんにPCがいっこく堂状態になってしまう。とりあえず見られれば、と我慢していたけれど、かなりつらい。
仕方がないので奥の手を使ってみます。

本来サーバー機のE7221チップセットの内蔵ビデオはDVD再生も危ういくらいですが、おまじないをすると915Gチップセットのビデオと同等に変身するのです。しかし私は安定稼動が第一なので、想定外の負担のかかるチップセットの発熱等考えてやめておいたのですが、この際、試して見る事にしました。
おまじないの同梱のテキストを参考に915Gのドライバを入れてみると、あっさりとIntel 82915Gのディスプレイアダプタと認識して、ごく普通に使えてしまいました。
(おまじないを使うときにはメモリがnonECCのものを使うことが前提のようです。DELLの純正メモリはECCメモリです。たまたま1GBに増設するためにnonECCのメモリに取り替えていました。)
さて、Google Earth4ではどうかというと、OpenGLモードで動かすと、3Dモデルもするすると動きます。やった!と思いきや、惜しいことにしばらくするとGoogle Earthがエラーを出して終了。DirectXモードでは問題はありません。しかしVolariよりはかなりましだけど、OpenGLのときより少し重くなります。OpenGLモードがエラーさえ出さなきゃ満足なんですが。

サブPCのATI9200AGP程度でも3Dモデルはするすると動くところを見ると、それほどの3D性能は要らなさそう。玄人志向のGF6200A-LP128HならVolariに比べれば3Dはかなり良いだろうし915Gの内蔵に比べても多分メモリがカードに載っている分ましだろうと購入ボタンをぽちっとしてしまいました。

Gf6200alp128h

結果は大成功です。モードはOpenGLにしています。
かなり重かった3Dモデルでもするすると動きます。しかし高解像度で作ってしまった自作の城の2Dオーバーレイが思ったほど改善せず、1枚なら全然問題ありませんが、うっかり数枚出しっぱなしにすると動きが鈍くなってしまいます。2Dオーバーレイの重さはひょっとしてGoogle Earth側の問題?オーバーレイのサイズでかすぎ?

Terrainもさっと表示されるようになったし、私としては現時点でのGoogle Earth用としては必要充分だと思っています。(高価なゲーム用のカードだとどのくらい差があるのかわかりませんが、知らない方がきっと幸せ)
建物の3D表示が普通になる頃にはさすがにマシンが変わっているでしょう。

Google Earth以外の用途では一つだけWMPでの動画再生で支障の出るファイルがありましたが、「気分屋のPCパーツレビュー」さんの記事に出ていた解決策を試したところ、あっさり問題がなくなりました。安定して使えています。

・・・引用・・・
(Windows Media Playerを起動→ツール→オプション
→「パフォーマンス」タブの中のビデオ アクセラレータ項目の詳細ボタン
→ビデオ アクセラレータの「ビデオ ミキシング レンダラを使う」のチェックをはずす )

PCのスペックとベンチマークテストの結果。

DELL PowerEdge SC420
CPU Intel Pentium 4 520J (2.8GHz)
メモリ DDR2 SDRAM nonECC 1GB
ビデオカード 玄人志向 GF6200A-LP128H

FINAL FANTASY XI for Windows オフィシャルベンチマークソフトVer.3
  Low 3714
  High 1934

普段ベンチをとるようなことがないので、以前のVolariや915まがいのベンチと比べられず残念。とりあえずFFサイトによればFFをプレイするには合格のようです。ってしないけど。

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