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2006.05.28

小説ダ・ヴィンチ・コード

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映画もまだだけど、とうとう我慢できなくて先に小説読みました。角川文庫版。
なかなか面白くてテンポも良く、上中下3冊1日足らずで読了。

ただ、事前の期待とは少し違いました。
もっと大胆、あるいは荒唐無稽に歴史そのものの「封印された謎」を解いていく物語かと思っていたけれど、そうでもなかった。ある一人のメッセージにこめられた真の意味をひたすら解いていく物語。そのために、絵画の秘められた意味とか興味深い「事実」がいろいろ必要になるわけだけど、格別目新しいほどのものではなく(テレビの特集見すぎ?!)結局は言葉遊びだったような読後感もあり。しゃれたエンディングではあるけれど、もう少し全ての謎が一気にまとめ上がるような快感がほしかった。

そうはいっても、読みやすいし登場人物はなかなか魅力的なので、読み始めれば楽しんで一気に読んじゃいます。暗号解読ゲームももそこそこ楽しめるし。でもパズルマニアにはちょっと甘いのかもしれませんね。

Google Earth好きとしてはあらためて登場場所をチェックしてみたりするわけです。
実在する有名なところをかなり事細かに描写しているのは楽しめます。一通り実際に見てみたくなります。
でも、やはり架空の場所もあるようで、残念ながら中盤のブーローニュの森が出てくる前後が、位置的にどうもいまいちつじつまが合わないようです。もっともパリに行ったこともなく地理に詳しいわけでもないので、本当につじつまが合わないのか断定できるわけではないけれど。
またベルサイユとシャトー・ヴィレットが近いような記述がありますが、全然近くないんですね。
どうせフィクションだから良いような気もしますけれど、逆に、こういうところをびしっと固めておくと物語が信憑性を帯びておもしろいと思うのですが。
あまりネタばれもできないのでこの辺で。

 

 

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