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2006.04.02

焼肉といかなごの釘煮

おとといから兵庫に滞在中。でも桜もまだ、お天気も雨が降ったりやんだりでいまいち。
仕方ないので、みんなで焼肉を食べに行くことにする。

着いたお店は一見和食の定食屋。のれんをくぐって玄関を開けると真ん中にテーブル席、両側には障子で仕切られた畳の席。テーブルの中心に焼き網がなければ焼肉屋とは思えない。
メニューは骨付きカルビ、バラ、モモ、レバ、ホルモン、など肉は焼肉屋らしいメニューだがなぜかエビフライ定食とかカツ飯とかもある。キムチはあるがビビンパや、クッパなどのメニューはない。テキ、というのはステーキのことらしい。
韓国料理の焼肉とはちがうのかしら。
残念ながら骨付きカルビは品切れだった。特上バラ、というのがいわゆるカルビでなかなかうまい。柔らかくて脂がしつこくない。テキ、はぶ厚いステーキ肉で、あらかじめ切り分けてあるのを網で焼き、レモンと和風のさっぱりソースで食べるのだが、これもなかなかおいしい。大きく切ったキャベツがたっぷりついてくるのはこちらでは当たり前なのかな?生でぽりぽり食べても春のキャベツはいける。

普段行く焼肉やとは一味雰囲気の違う店だったが、おいしくて食べ過ぎました。

その帰りに立ち寄ったショッピングセンターに、ホームセンターがあり、特に用事もないけれど、ふらりと入ったらとても面白いものを発見。

「いかなごの釘煮」というものをご存知でしょうか。
兵庫県でも瀬戸内海よりの町でしか作らないそうだけれど、春になるとどの家でもいっせいに小魚の佃煮を作るのだそうです。この時期にしか獲れないという生の稚魚がスーパーに出回り、キログラムの単位で買って、お醤油、砂糖、蜂蜜、生姜など、各家それぞれの味付けで佃煮のように炊くのだそうです。できあがりが小さな錆びた曲がり釘のように見えることから釘煮というのだそうな。
春になると東京にも送っていただくのですが、ご飯に良くあってとてもおいしいのです。

さて、ホームセンターに入ったとたん目に入ったのは大小のタッパーが山と積まれた棚でした。でもただのタッパーではない!棚の上には、飾り物ののさくらとともに大きな字で「いかなご」と。
何のことかと近寄れば、どのタッパーにも「いかなご」シールが張ってある。タッパーはどこででもあるけれど、いかなご印のタッパーは他では見たことがない。
本当に、こちらでは春が来るとみんな「いかなごを炊く」のですね!

そしてこのタッパーに入って東京にも送られてくるのだ。ありがたいことです。とても季節を感じる素敵な風習です。

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